幾センリの一次創作・ラクガキ置き場です。
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旧区画Aブロックの用水路にて溺れている少年を保護。
大量の水を飲み込んだらしく、意識不明の重体。
手首、足首ともに枷の跡あり。どこかに長い間監禁されていたと見られる。
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少年は大分回復した模様。
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金髪緑目の貴族特有の容姿をもつが、教養の面に難あり。
日常会話は可能だが、筆記能力においてはスペル、文法ともども壊滅的。
しかし文字を書くこと自体は好きなのか、紙とペンを与えてやると、ひたすら意味不明の文字の羅列を書き連ねては、壁にはって遊んでいる。
理解不能だが、子どものやることだ。特に気に留めることもないだろう。
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サイモンの奴がわけのわからない手紙をよこしてきた。
確かに白黒パンダに見つかるとやばいのだろうが、また暗号の形をかえやがったな。
これでこの前みたいに「よくできました」や、アイツのどうでもいい日記の暗号化だったら腕の骨を折ることぐらい許されるのではないだろうか。
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最後の文は"gofroo do yu."
これだけ短いと嫌な予感しかしない。
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「WWWWWWWWWWWW1―――――2―――――」
あのバカ、サイモンの手紙にラクガキしやがった。
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今日も少年は意味不明の文字を羅列しては壁にはって遊んでいる。
今度読み書きでも教えてやろう・・・。
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そして少年は今日も綴る。
"Wyooy uhntamsnecs rteoehdnto tikhtye tne aehcds?"
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話相手Xの後編。
前編はこちら
『旧区画 組織・六海 とある個室にて』
僕は頭がいい人間が好きだ。
だから君の笑顔が最悪でも、君の性格が最悪でも、君がずば抜けて頭のいい人間である、という事実はそんな最悪さ全てをどうでもよくする力を持っている。
貶されているのか、褒められているのか分からないって?
貶し成分4割、褒め成分5割と思ってくれればいいよ。
え?10割にならないって? 君人間として色々不完全だから合わせて9割ぐらいでいいかな、と思っ・・・ごめんごめん!
ちょっとたんまたんまストォォォォォォップ!破らないで!それ高いから!その本高いから!
けなし成分4割、誉め成分6割です!
ポテチ、ほらポテチだよ!これと交換しよう!
ああ、無事でよかったマイフェイバリットブック・・・。
君、カルシウム足りないんじゃないかい?甘いものばっか食べてるからだよ。
小魚と一緒にはちみつをいれた牛乳を飲むとカルシウム摂取効率あがるから、ぜひ試してほしいね。
魚が嫌い?じゃあ、タマゴの殻で試してみればいいよ。
違う違う。 僕は君の栄養の心配をしにきたんじゃない。
あのさ、ふりだしに戻るけど、僕は頭がいい人間が好きなんだ。
ちなみに、僕も僕自身が頭のいい部類の人間だと思ってる。
あ、そこは肯定してくれるんだ。嬉しいね。
そっぽ向きながらポテチ食べつつの肯定だけど、僕は肯定以外の動作は気にしないことにするよ。
まぁ、免許剥奪をくらったとはいえ・・・僕は医者だから、一般的観念からみても頭のいい部類だ。
それでさ、優秀な人間の遺伝子からつくられた子どもはある意味、初めから優秀な遺伝子だと思うんだよね。
僕はその生命体を間近で研究したい。
研究っていうと聞こえが悪いけど・・・まぁ自分の子どもだったら、かつ君の子どもだったら、いいんじゃないかと思う。
だから僕と結婚しよう!
大丈夫、何も問題ない。
性別の問題だって問題ない。 何も問題ないだろ?
婚姻届けも、既に準備ずみ。僕って用意周到。
あっ、何、今日はやけに素直にうけとって、やっとその気に・・・ってあああああああああ!
食べ終わったポテチの袋の中にいれるだと!
破り捨てられることは想像してたけどそれはさすがに想像していなかった!
それ油でインクが・・・!
前編はこちら
『旧区画 組織・六海 とある個室にて』
僕は頭がいい人間が好きだ。
だから君の笑顔が最悪でも、君の性格が最悪でも、君がずば抜けて頭のいい人間である、という事実はそんな最悪さ全てをどうでもよくする力を持っている。
貶されているのか、褒められているのか分からないって?
貶し成分4割、褒め成分5割と思ってくれればいいよ。
え?10割にならないって? 君人間として色々不完全だから合わせて9割ぐらいでいいかな、と思っ・・・ごめんごめん!
ちょっとたんまたんまストォォォォォォップ!破らないで!それ高いから!その本高いから!
けなし成分4割、誉め成分6割です!
ポテチ、ほらポテチだよ!これと交換しよう!
ああ、無事でよかったマイフェイバリットブック・・・。
君、カルシウム足りないんじゃないかい?甘いものばっか食べてるからだよ。
小魚と一緒にはちみつをいれた牛乳を飲むとカルシウム摂取効率あがるから、ぜひ試してほしいね。
魚が嫌い?じゃあ、タマゴの殻で試してみればいいよ。
違う違う。 僕は君の栄養の心配をしにきたんじゃない。
あのさ、ふりだしに戻るけど、僕は頭がいい人間が好きなんだ。
ちなみに、僕も僕自身が頭のいい部類の人間だと思ってる。
あ、そこは肯定してくれるんだ。嬉しいね。
そっぽ向きながらポテチ食べつつの肯定だけど、僕は肯定以外の動作は気にしないことにするよ。
まぁ、免許剥奪をくらったとはいえ・・・僕は医者だから、一般的観念からみても頭のいい部類だ。
それでさ、優秀な人間の遺伝子からつくられた子どもはある意味、初めから優秀な遺伝子だと思うんだよね。
僕はその生命体を間近で研究したい。
研究っていうと聞こえが悪いけど・・・まぁ自分の子どもだったら、かつ君の子どもだったら、いいんじゃないかと思う。
だから僕と結婚しよう!
大丈夫、何も問題ない。
性別の問題だって問題ない。 何も問題ないだろ?
婚姻届けも、既に準備ずみ。僕って用意周到。
あっ、何、今日はやけに素直にうけとって、やっとその気に・・・ってあああああああああ!
食べ終わったポテチの袋の中にいれるだと!
破り捨てられることは想像してたけどそれはさすがに想像していなかった!
それ油でインクが・・・!
『旧区画 とある男の部屋にて』
彼は常に笑顔だ。
―これだけ書くと、君が想像する「彼」は、おそらく僕が今から話す「彼」と180度違う人物になっていると思う。
彼に会えば笑顔の定義が変わるよ。
彼の笑顔は最悪の部類だ。
こう「もれなくあなたの心、不快にします!」っていうキャッチコピーがつきそう。
とりあえず、何か彼にキャッチコピーをつけろっていうなら僕はこうつけることにするよ。
え?センスない?いいじゃん。つける相手もセンスない格好してるもん。
あ、噛んだね。今ガリッていった。
飴噛まない方がいいよ、歯悪くするよ。あ、また噛んだ。
人の忠告きかないよね、君って。
もっといえば、彼は笑顔だけでなく、性格も最悪の部類になると思うんだ。
ま、常に人を不快にさせるような笑み浮かべている奴が性格まともなハズないよね。
あ、飴くれるの。ありがとう。
うわ、最悪。缶、空だし。
空=ゴミだよ。わかる?
はぁ・・・捨てておけって・・・君の部屋なんて、ゴミバコ同然なんだから、そこら辺置いておけばいいじゃん。
はいはい、わかりましたよ。君の足元に置いとくね。
まぁ君に、彼に「会う」ってことは無理だと思うけどね。 あぁ、うん無理だと思うよ。
それでも顔を見るのは可能だと思うけど・・・うん、トイレにでもいってくるといいよ。
え、いや別にトイレじゃなくてもいいけど、だって君、水が嫌いとかなんかで、風呂場嫌いなんだろ?
だからトイレの方がいいかなって・・・まぁよく磨いたシンクでもなんでも鏡っぽければ・・・
えっ、ちょっ、たんま、痛いんですけど、え、何?
君が弱いのは百も承知だけど、強い弱い無関係にやっぱ人間痛覚あるから痛い、踏みにじられると痛い、痛いってば!
君ってそんなに短気だったっけ?
おかしいな・・・君は口先だけでどうにかしてくる人間だと思ってたのに。
え?何?
俺の性格より、お前の性格の方が最悪だ?
あ、やっぱりバレた?
彼=・・・
続き→話相手X 2
Spokesman
二人目 鈴木 哲郎 36歳 職業 弁護士 と 三人目 鈴木 咲 13歳 職業 中学生
Works
小ネタマンガ
■七夕 ■ バカ ■バカのオマケ
■携帯電話1 ■携帯電話2
■告白 ■オマケ
■七夕2011(全5頁)
■黙示 ■伝言 ■学生時代
小噺
■話相手X
前編 / 後編
■オールドストーリー
客観編 / 真意・解説編
■裁き
前編 / 後編
■夢から醒めた彼女らの行方
001
■ SPOKESMAN
001 相沢隼人
002 鈴木哲郎
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【NAME】 飽きるまで。
【MASTER】 幾 センリ
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